ハロー、イッヌちゃんです
前職では頻繁に「なぜなぜ分析」をさせられていました。
1、「なぜなぜ分析」ってなに?
「なぜなぜ分析」とは、問題発生時に「どうしてこの問題が発生したのか?」を何度も「なぜ?」と問いかけて
原因を深堀りしていく分析方法の一つです。
例えば
機械が停止した
↓
なぜ?
↓
部品が故障していた
↓
なぜ?
↓
定期点検をしていなかった
↓
なぜ?
↓
定期点検のマニュアルがなかった
このようにその奥にある本当の原因を見つけることが目的です。
この分析方法はトヨタ社の生産現場で使われていて、問題解決するための大事な考え方になります。
2、使い方を誤ると危険!
「なぜなぜ分析」はチームで問題を共有し、チームで原因を探るのが理想形です。
でももしこれを1on1で、特定の人にだけ
「なんでミスしたの?」
「なんで注意しなかったの?」
と繰り返すと相手を責めるような形になってしまいます。
仮にもし、その人がミスをしたとしても
「忙しすぎた」「きちんとしたルールがなかった」「周囲のフォローが足りなかった」
など、環境や仕組みの問題があるかもしれません。
人間なんて誰しもミスはします。
けれど、個人を責めるのではなく"どうすればみんながミスしにくくなるか?"を考えていきたいですね。
3、実際にあったエピソード
前職でもこの「なぜなぜ分析」は多用されていました。
ただその使い方が非常に理詰めになっていて、ミスをした人に対して「なぜ?」を繰り返す形になっていたのです。
それは傍から見ても尋問のように見えました。
例えばある設定漏れが発生した時、原因を探るというよりも「どうしてそんなことをしたの?」「なんで気づかなかったの?」と、
個人の判断や行動を深堀りする場面が多くありました。
改めて分析をすれば"仕組み"に問題があった話だったのですが、
前職ではその人の"行動"に問題があったかのように指摘していました。
何かミスがあった際にこんな調子だと、
やがて
"運用方法を変えてミスを減らそう"
ではなく、
"(責められるので)ミスは絶対にしてはいけない"
に変わります。
実際イッヌもそんな強迫観念の下で業務を行っていました。
メンバーのミス=自分の責任として理詰めされましたし。
う~んよろしくない。
前述の通り誰だってミスくらいします。
絶対ミスをしない、なんてありえないのです。
どんなに守備がうまいと言われている野球選手だってどこかでエラーしますからね。
政治家の失言もしかり。
イッヌは結婚を機に辞めましたが、
未だにこの環境に身を投じていたらいろんなものやことが破綻していたかなと思います。
会社の制度としてテレワーク推奨だったけど、偉い人の独断でイッヌの部署だけテレワーク禁止だったし。
この経験から、「なぜなぜ分析」は使い方を間違えると、
人を傷つけてしまう危険があるんだなぁと思った次第です。
じゃあね
